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⑤リメイク工法について—壁面サビ補修

前回は、塗装についての説明でした→リメイク塗装についてはこちら

ここ数回で、リメイク工法の、パネル、シート、バスナフローレ、塗装について説明させて頂きましたが、今回は、壁面サビ補修の説明になります。
壁面サビ補修って何?って思いますよね。

これは、ユニットバスで発生する症状なんですが、ユニットバスを組む際に、床→浴槽→壁→天井と組んでいく為、どうしてもそれぞれに隙間が出来てしまいます。なので、床と壁面の間にできた隙間には、コーキング剤という防水シールを打ちますが、経年により、コーキングが縮むなどして、また隙間が出来てしまいます。その隙間から、湿気が壁面の裏側に入ってしまい、鋼板である壁面がサビてしまい、その鋼板に貼っているシートがサビによって膨れ上がってきます。(図がないのでわかりにくいですね・・・)
そうなってくると、サビはどんどん進行していきます。
サビの事例↓

最初はちょこちょことあったサビは、年数が経ってくると40cm程の高さまで膨れてくることもあります。
対処法として、もちろん、ユニットバスごと交換するのが一番良いとは思いますが、高価であること、その他の箇所は別に問題ないという場合は勿体ないですよね。そこで、リメイク工法は、今出てきているサビ箇所のみの補修を行いますので、安価で、困っている箇所のみきれいにすることが出来ます。

施工前:浴室全体が下から10cm程サビで膨れていました。

施工中:サビを取り除き、サビ止めを塗布します。サビで空洞になった部分は補強します。

施工後:浴室専用パネルを貼ればまだまだ問題なく使用できます。

このように、浴室のリフォームにあまりお金をかけたくない!このお風呂を気に入っているから部分的に治したい!とお考えの方は一度、リメイクを検討されてはいかがでしょうか?

なお、施工金額ですが、サビ補修は、サビの広さや施工範囲で金額が異なりますので、目安の金額になりますが、
洗い場(床面)周りの壁面に下から20cmのパネルを貼った場合は、44,000円
洗い場と浴槽周りの壁面に下から20cmのパネルを貼った場合は、60,000円
になります。(目安ですので、お見積りをおすすめします)


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